借金6億円から這い上がった私が、実体験から学んだブラックリスト脱出の全てを公開します。 信用情報機関に「異動」情報が載ってしまっても、諦める必要はありません。 正しい知識と適切な手続きで、必ず道は開けます。
1. ブラックリストの真実と仕組み
まず知っておくべきことは、「ブラックリスト」という名前のリストは実在しないということです。 正確には、信用情報機関に「異動」という情報が登録された状態を指します。
ブラックリストに載る条件
- 3ヶ月以上の滞納:クレジットカード、消費者金融、奨学金など
- 債務整理:自己破産、個人再生、任意整理の実施
- 代位弁済:保証会社による立て替え払い
- 強制解約:契約違反による強制的な契約終了
⚠️ 特に注意すべき滞納
スマホの分割代金の滞納は特に危険です。ゲームアプリの課金を電話料金と一緒に支払い、 それをクレカ払いにして滞納すると、電話もクレカも使えなくなり、 Apple IDなども凍結される可能性があります。
2. 信用情報機関の種類と特徴
日本には主要な信用情報機関が3つあり、それぞれ管轄する金融機関が異なります。
| 機関名 | 主な加盟企業 | 情報保有期間 | 開示手数料 | 
|---|---|---|---|
| CIC | クレジットカード会社 信販会社 | 完済から5年 | 1,000円 | 
| JICC | 消費者金融 プロミス、アコムなど | 完済から5年 (延滞は1年) | 1,000円 | 
| KSC | 銀行 信用金庫 | 完済から5年 (官報情報は10年) | 1,000円 | 
💡 覚えておくべきポイント
借金系の情報を調べたい時は、まずCICから確認するのが基本です。 携帯電話の滞納はTCA、クレジットカード全般はCICと覚えておきましょう。
3. ブラックリスト解除の3つの方法
方法1:時効の援用手続き
最も効果的な方法の一つが「時効の援用」です。
- 5年経過を確認
                                最後の返済から5年が経過していることが条件 
- 信用情報を開示
                                CICなどで自分の信用情報を確認(ネットで簡単に申請可能) 
- 弁護士に依頼
                                時効の援用手続きを弁護士に依頼(費用:約5万円) 
- 異動情報の削除
                                手続き完了後、数ヶ月で異動情報が削除される 
⚠️ 重要な注意点
裁判などで期間が延長されている場合があります。 また、期間が過ぎても自動的に消えるわけではなく、 必ず取り下げ手続きをしないと一生ブラックのままになります。
方法2:異動情報が消えるまで待つ
各信用情報機関の保有期間に応じて、自然に情報が削除されるのを待つ方法です。
- 延滞解消から1〜5年
- 自己破産から5〜10年
- 任意整理から5年
方法3:債務整理を行い返済期間を早める
積極的に債務整理を行うことで、返済負担を軽減し、早期の信用回復を目指します。
- 任意整理:利息カットで返済総額を減らす
- 個人再生:借金を最大90%カット
- 自己破産:借金をゼロにして再スタート
4. デポジットカードという救世主
ブラックリストに載っていても作れるクレジットカードが存在します。 それが「デポジットカード」です。
デポジットカードの仕組み
保証金を預けることで、その金額分のクレジット枠が与えられる仕組みです。 デビットカードとは違い、正真正銘のクレジットカードとして機能します。
おすすめのデポジットカード
アップサイダー(法人向け)
- 口座残高で与信審査
- ブラックリスト関係なし
- 500万円入金で30万円枠獲得可能
- 売上増加で400万円枠まで拡大実績あり
🎯 実体験
私は借りたお金500万円を口座に入金して申請したところ、30万円の枠を獲得。 その後、売上が増えた時に再申請したら、400万円まで枠が増えました。 ブラックでも問題なくカードが作れています。
5. 信用回復への具体的ステップ
ステップ1:現状把握(1週間)
- CIC、JICC、KSCから信用情報を開示
- 異動情報の内容と原因を確認
- 各債権者の現在の状況を整理
ステップ2:戦略決定(2週間)
- 時効の援用が可能か確認
- 債務整理の必要性を検討
- 弁護士への相談準備
ステップ3:実行(1〜3ヶ月)
- 選択した方法で手続き開始
- 必要書類の準備と提出
- デポジットカードの申請
ステップ4:信用構築(6ヶ月〜)
- デポジットカードで実績作り
- 小額の分割払いで支払い実績構築
- 定期的な信用情報チェック
まとめ:諦めなければ必ず道は開ける
私自身、6億円の借金を抱え、完全にブラックリストに載った状態から、 現在は会社を経営し、従業員30人を雇用するまでに復活しました。
ブラックリストは永遠ではありません。正しい知識と適切な行動で、 必ず信用は回復できます。今がどん底だと感じていても、 一歩ずつ前に進めば、必ず光は見えてきます。
 
                             
                                